極私的名盤 Vol.10 S/T /Karen Pree('77)

junpee2008-01-20

天気予報によると今日の夜から明日にかけて雪ですよとのこと。ということは明日は電車が遅れるということか。ということは会社に辿り着けないということか。ということは明日は休みか!んなこたァないな。やることいっぱいあるし。でもいつも待ち構えている始発電車に乗れないかもしれないから早めに家をでないといかん。ということは早く寝ないといかん。ということは早めに食事をしておかないといかん。ということで2時に食事を終え、早くも3時から飲酒開始であります。酒の肴は「情熱の男ガーリックピザ」!明日会社でにんにく臭いといわれるかもしれんなあ。やはり休もうかね。
今日の私的名盤は名プロデューサーClay McMurray夫人でもある女性ソウル・シンガーKaren Preeの77年作を。70年代後期にしては過度に洗練されておらず、各曲の良さをうまく引き出しているアレンジが素晴らしい印象です。キャッチーな擬似フィリーソウルA1"Painmaker"で幕を開ける曲配置が実にニクイですが、さらに同年のビージーズによるヒット曲を黒系ファンクへ昇華させたA3"You Stepped Into My Life"、グラディス・ナイト&ザ・ピップスの後期作を彷彿とさせる黄昏系スローA4"I Just Enjoy Loving You"と名曲が続く内容の濃さに思わず唸ってしまいます。さらにB面においても良質作品ばかりであり、特にゆるやかにヴァイヴするメロウ・フローターB3"Come On Love Me Baby"の出来がピカイチ。クレジットを見ると作詞作曲まで夫婦の共同作業か…幸せそうで何よりですな。30年前のことだけどね。A1の再現的なラストの摩天楼ダンサーB4"Tell Me What's On Your Mind"も心地よくいい感じ。これは名盤だ。