今年の買いレコ Vol.196 Rien Ne Va Plus/Novi Singers('73)

junpee2006-11-25

汚い話ですいません…!バリウム便が流れません…!そう言えば去年も同じことがあったっけな、て思い出しましたよ。なるほどそれで昨日の看護婦さんがそっと下剤をくれたわけか…自分の学習不足に後悔…中学理科の授業ですが、水酸化バリウムを硫酸で中和する、というお題がありまして、水酸化バリウム水溶液に硫酸を加えることによって、アルカリ性を示す水酸化物イオン(2価の負イオン)と酸性を示す水素イオン(1価の陽イオン)2個とが反応し中性の水分子に変化する、という過程を学習するのですが、同時に残りのバリウムイオン(2価の陽イオン)と硫化物イオン(2価の陰イオン)とが反応して硫化バリウムという沈殿物を生成しておりまして、この時にバリウムが水に溶けにくい(=イオン化しない)という特性より溶液中の各イオン数の変化をグラフから答えさせる問題があった、ということを思い出しましたよ(笑)。すなわち、元々アルカリ性の水酸化バリウム水溶液に酸性の硫酸を加えていくにしたがって、水素イオンは中和するまで0で、中和後正比例に増加する、水酸化物イオンは中和するまで正比例で0まで減少し、その後0のまま、硫化物イオンは水素イオン同様中和するまで0で、中和後正比例に増加する、そしてバリウムイオンはずーーっと0のまま、という結論が導き出されるのです。この余りにもステディなバリウム…あの中学時代の勉強を疎かにしたばっかりに、37歳となった今狼狽しなければならないとは…Trickだ!あと3日ほどで流れますかね〜。あとは経験から学ぶしかない。もはや歴史から学ぶほど大げさではないはず(笑)
思いがけず長文で失礼しました。買いレコ196枚目はポーランドのヴォーカル・グループの超名盤を紹介でございます。彼らのアルバムって入手困難で、ずっと指を加えて見るだけだったのですが、ここへ来て急激に身近になった感があります。本盤の魅力はなんと言ってもヴォーカルの力量。精緻なハーモニーと絶妙なアレンジが素晴らしく、聴いて心地よいことこの上ありません。バート・バカラックの名曲A2"The Look Of Love"、スウィンギーなアレンジがおしゃれなB2"Like A Dream In The Sky"、ブラスを利かせたファンキーなアレンジが爽快なスキャットものB5"Intoroduction"などが印象的ですが、いずれも彼らの高水準なヴォーカルあってのもの。人間の声に勝る楽器はやはりNothingということですかね。まずはこのアルバムをCDで聴けることに感謝です。