今年買ったレコード Vol.108 The Best/杉良太郎('80)
今日は、地元の「にゃがにゃが亭」というラーメン屋で朝昼兼食をゲット。id:osamuswingさんのオススメということで、実は2ヶ月前から行かなきゃなあ、という気持ちでおったのですが、ようやく今日行けました。塩＆油の味付けが程よく、納得していただきましたよ。今日は平日ということもあって、ライス＆ピリカラもやしも付いており、お得でした。情報ありがとうございました！そしてそれからハードオフ柏店へ。目当ての盤は全てジャンクコーナーにありましたが、千葉では美浜店に次いで2番目の品揃え、という品数にも関わらず、たくさん掘ったのに収穫は4枚でした。そんなもんでしょうかね？夏休みの間にあと1回はレコ堀をしたいところですが、次はどこにしようかな？
ということで、今日のゲット品を早くもここで紹介です（笑）。ジャンク品なのに500円もしましたが（笑）、あの1曲のために買ってまいりました。その1曲とは「君は人のために死ねるか」。某刑事ドラマの主題歌（エンディングテーマ？）となった、今となっては知る人ぞ知る迷曲ですが、なぜか97年にリメイクされて再CD化されていたりします（なぜ？）。500円をつけたご担当の方は見る目があると言わざるを得ないのですが、この作品は、なんといっても歌詞が凄まじい。刑事、という職が死と隣合せ、という事は確かにそうかもしれないですが、2番の歌詞で戦争で已むを得ず亡くなった人まで引き合いに出しているのはいかがなものかと。人の命って、そんな軽いものではないはずですよ。エンターテイメントの影に隠れてしまいがちですが、見栄えのインパクトで大事な本質を見失わないないようにしなくてはなりません。そんな気持ちもありながら、この1曲の持つ妙なバランスに反応せずにはいられません。イントロはまさにアリスの「チャンピオン」、途中で入り混じるセリフはまるで遠山の金さんが無理やり現代の言葉を吐いているかのよう。でもこの妙な均衡がおかしいのです。だから好事家の間で語り継がれていたのか…！と今日初めて納得いたしました。色んな意味で時代の変遷とは恐ろしいもの。ちなみに、このベスト盤は名曲「昔の名前で出ています」、「夜霧よ今夜もありがとう」も含まれています。いいカヴァーですよ。酒を飲みながら聴いていると、どこぞかのうらぶれた飲み屋にいるような錯覚に陥ってしまいます（笑）。そして大魔神は引退か。
