今年買ったレコード Vol.64 Linha De Passe/Joan Bosco('79)

こちらは、エリス・ヘジーナに数多くの楽曲を提供したシンガー・ソング・ライター、ジョアン・ボスコによる名盤。CD化されている割には、意外と見つからない1枚でしたが、ようやく御茶ノ水ユニオンで発見しました。思わず身体がリズムを取ってしまう、リズミカルな作品も、ゆったりとしたうねりに身を委ねたくなる、スロー作品も素晴らしい出来。アルバム中特に良いのは、独特のリズムと不協和音の響きがとてもかっこよいダンサブルな作品、M-3"Sudoeste"、心地よいメロウ・サンバM-8"Cobra Criada"、そしてアコーディオンの調べが美しいスロー、M-10"Natureza Viva"あたりでしょうか。休日の午後にはぴったりんこな1枚です。