レコ Vol.352 Super-Natural/金子マリ&バックス・バニー('79)

junpee2016-07-31

相模原の複数犯による大量殺戮事件について、犯人の心情を理解するネット書き込みも数多く見られるようで驚きであるが、その書き込みの大半がJ-NSC自民党支持者によるものらしい。やはり、アホ安倍政権が『美しい国』とスローガンを掲げているのは、単なる排外主義社会の構築に他ならないのであり、そもそもJ-NSCの指導者が日本会議小池百合子氏なのであるから、世論情勢どおりに小池氏が都知事で決定すれば、いよいよ閉塞極右の息苦しい世の中へ変貌していくことでありましょう。あの事件を心から許せないのであれば、自民支持は矛盾することが明らかで、国民の半数近くがその矛盾真っ只中であるということである。嗚呼背筋が凍りつくねぇ...「にくいしくつう」。
レコ352枚目は、『下北のジャニス』金子マリによるバックス・バニー付79年作ごくばんを。確かな演奏力に裏打ちされた、79年界隈ならではの退廃的なメロウ加減が素敵な1枚でございます。吉田美奈子系アーバン・ファンク・グルーヴ極上作A1"Super-Natural Man"、B4「人間爆弾」、ブラスメインのキレキレメロウ・ミディアム◎A2「気まぐれ雨」、じんわりまろやかな美メロ・スローA3"Honey"、長尺展開が最高な本格的ジャズ・フュージョンA4"I Need A Man To Love"、桑名晴子系ハワイアン・グルーヴを彷彿とさせる熱帯夜グルーヴB1「熱帯夜」等、捨曲一切なしのS級ごくばん。懐かしい確かな音だ。