レコ Vol.207 風の中のメロディー/杉村尚美('82)

junpee2015-03-14

売り物缶酒では満足できなくなり、久々にキンミヤ焼酎を購入し、ジャスミン茶割で昼間からご機嫌ヘベレケ中年。自分で酒を作った方が明らかに濃いめとなり、気付けば地元流8:2割となってしまい、昼に食した手作りカレーが逆流しそうになる早春中年。なので、今夜も残りカレー完食大会決定。
レコ207枚目は、元日暮しの美形シンガー杉村尚美による82年作名盤を。AOR〜シティポップス路線サウンドが素敵な印象ですが、ジャズ、ブラジル音楽方面へのアプローチにも確かなものがあり、明らかに上質な1枚。アコースティック・メロウなお洒落スウィングA1「素敵な夜ね」、ヴィオラオン主導のサンバ・ニュアンスな極上ブラジリアン・メロウ歌謡A2「黄昏にラストシーン」、さざ波SEと共にアンビエント感を齎すメロウ・ボサ歌謡A5「ナイトシーン〜アナザー・モーニング」、自ら作曲担当の八神純子系ラテン歌謡ポップスB2「ボヘミアン」、そしてAORファンお待ちかねの佐藤健作極上メロウ・フローター、B4「ライジィング」等、「サンセットメモリー」だけの記憶で留めておくのは実に勿体ないごくばん。