レコ(仮)Vol.179 La Habanera/山梨鐐平('84)

junpee2014-08-15

ようやく珈琲焼酎解禁となるお盆休み6日目。冷蔵庫で漬け込むより常温の方が早めに醸造するようである。今回はほどよい珈琲豆が見つからなかったので、泣く泣く小川珈琲店の逸品を使用する45歳。豆が良質なおかげで芳醇な味わいを短期間にて体感できる2014年夏。先月門前仲町オカモスで嵌ったあの味に近い感覚で、これは飲みすぎにて翌日に支障を来してしまいそうであります。胃の状態が不安なら牛乳or豆乳割でもOKかも。バリアを張る手間も省けるしね。
レコ179枚目は、前回水谷豊盤にも楽曲提供していた作曲家・アレンジャー山梨鐐平による84年作を。キューバ風ラテン音楽を強く意識した80年代サウンドメインの内容で、クソ暑い灼熱の太陽の元おいしいものでも食べながら、お気に入りの酒でも飲みながら聴きたい1枚。熱く自由奔放なラテン・グルーヴを堪能できるA1"Jungle Love"、リズム・ボックスに先導される抒情的南米ブルースA2「涙のストレンジャー」、クールなAOR展開が爽快なA4「再会物語」、エルボウ・ボーンズ系摩天楼世界なジャジー・グルーヴ世界に酔い痴れるしかないB1「誰か天使を知らないか」、80's熱帯フュージョン系な爽快さが堪らないメロウ・グルーヴ作B3「熱い恋」等、真夏日に景色のよいテラスにて堪能し尽くしたい名盤。