レコ(仮)Vol.147 ほーぼー/佐々木幸男('77)

先週来某人気漫画の鼻血描写にて、国家権力が必死に抑えにかかっている状況があからさまなのであるが、既に方々にて言及されているとおり、現与党自民党は野党時代、福島県住民に鼻血被害が発生しているよ、どう対処するの？と確かに国会で質疑しているのであり、今更それはﾅｲﾖﾅｲﾖﾅｲﾄと言われても、ただ選挙当選の為に福島の人々を利用しただけにしか見えないのが、悪い意味期待通りなクオリティで残念である。自民党に投票するのは国民の自殺行為そのものだ。
ｷﾅ臭い書き出しのあとにて恐縮ですが、レコ147枚目は宮城県の生んだ北海道産SSW、佐々木幸男による1stを。A面が東京サイド、B面が札幌サイドと決して贅沢とは言えないながらも、当時の感覚からすればそれなりの格差を感じさせる語感でもありましょう。若干洗練さを感じさせるA面においては、納涼ボサ・タッチな爽やかサウンドが実に心地よいA3「ここで夏を見送る」をはじめとして、フォーキー＆ブルージーな哀愁ﾒﾛｳ作A2「雨風景」、A4「あとのまつり」あたりも味わい深い作品で○。一方さらにアコースティック色が強くなるB面においては、プリAOR系のﾌｫｰｷｰ・ﾒﾛｳ作B3「ぶるう」が優しくﾒﾛｳな充実作でｵｽｽﾒ。湿度の低い1枚。