レコ(仮)Vol.133 Showcase/アンリ菅野('81)

先週末金曜日は、四谷にて会社飲みafterにて中野イベントへ。昨年後半より定着しつつあるステキな流れであったのに、残念ながら間もなくお店を閉めるとのこと。3.11直後の状況同様、消費税増税直後においても、価値ある個人店が続々と店仕舞せざるを得ない形となり、気づけばどこにでも存在するチェーン店のみとなる日は間近である。消費税増税の目的が社会保障、というのは真っ赤な嘘、特権階級維持のためのみである！昨日姑息なフェイントにて三越本店を訪れた、天ぷら総理がなぜ選ばれたのか…不思議な国、ﾆｯﾎﾟﾝ。
レコ133枚目は、ジャズ・ヴォーカリストアンリ菅野による81年作4thを。L.A.録音盤にて著名ミュージシャン多数参加ということで、当時のJazz Funk最先端な極上作品連発のごくばん。ﾎﾞｻ・ﾀｯﾁJazz Mellow Grooveが◎なA2"I Never Knew"、Barbara Streisandによる大ヒット曲を極上ｱｰﾊﾞﾝ・ｸﾞﾙｰｳﾞに昇華させた、A4"Woman In Love"、ﾒﾛｳ系ﾌﾞﾗｼﾞﾘｱﾝ・ｼﾞｬｽﾞA5"Blue Nights"、AOR系爽快ｸﾞﾙｰｳﾞが最高なﾅｲｽ・ﾐﾃﾞｨｱﾑB1"Open Up Your Heart"、ｱｰﾆｰ・ﾜｯﾂの熱いプレイが聴き所なJazzy AOR、B4"Night Moves"、そしてラストを飾る野力奏一のエレピ＆Voのみのﾄﾛﾄﾛﾊﾞﾗｰﾄﾞ、B5"These Foolish Things"も最高の〆で大満足の1枚。