レコ(仮)Vol.125 出発の歌/上條恒彦('72)

junpee2014-03-09

日曜恒例となった、ピーコック&成城石井巡りにていつものとおり上質食材に舌鼓を打つ、日曜のひととき。一年前における行商おばさんツアーとは隔世の感がある、贅沢な都会暮らしである。成城石井のワインは、適正価格でハズレがないので下手な量販店で買うより間違いがない。今日は白ワイン&鯵刺しにて◎。
レコ125枚目は、先日イベントでかけ損なった1枚を。包容力豊かな、豪快バリトンヴォイスが最高な上條恒彦の72年作でございます。小室等大ヒット作、A1「出発の歌」、A3「だれかが風の中で」については最早言及することもありませんが、高揚感溢れる盛り上がり系としてはいずれも最高な名曲。さらに、A3シングルB面収録の極上ソフト・ロック、すぎやまこういち作A5「橋」は、流れるように畳み掛けるグルーヴ感が素晴らしく、これは再発見の1曲。一方B面は全てスタンダード作カヴァーで、ジャズもラテンもこれまた味わい深い録音連発。なにしろ歌声が、極上。