レコ(仮)Vol.62 Let's Do It/吉田美奈子('78)

junpee2013-09-08

前々々回ブログにて懸念した通り、7年後に五輪開催決定となってしまった。やはりIOCは所詮目先の金目当て集団なのであり、その一方パンピーは益々棄民となりにけり。今後は飽く迄も五輪開催が目的となるので、そのためにはパンピーの誰が死のうが搾取されようが、知ったことじゃないという権力者側の姿勢がより強くなることでしょう。崩れ落ちそうな住宅の表面だけ綺麗にして大丈夫ですよ壊れませんから、と言っているようなものであり、それが突然崩れ落ちた瞬間、嗚呼騙された!と嘆いても遅いのである。さらに先日の竜巻被害に付け込み、屋根修繕を迫る詐欺集団も同様に悪である。ごまかしで成功するよりも、堂々と失敗したほうがよい。
毎度重たい書き出しにて恐縮ですが、これだけが慰めなレコ62枚目は、吉田美奈子のアルファ移籍第一弾78年作を。Gene Pageプロデュース西海岸録音盤であり、バック・ミュージシャン面子も超豪華。管弦をふんだんに用いた派手派手傑作ダンサーA1「愛は思うまま」のアッパーさが半端なくかっこよく、正にアルバムの顔で◎。さらにヤマタツ作美メロミディアム作A2「恋の手ほどき」、B3「雲のゆくえに」、極メロウな甘茶バラードA3「時よ」、シティ・ポップス路線としては最高傑作な極上メロウ・グルーヴA4「海」、これまたヤマタツ作傑作アーバン・ファンクB1「愛の炎」、クロスオーバーエンディングに最適な極メロウ・バラードB4「影になりたい」と、駄作皆無のごくばん。