レコ(仮)Vol.59 Him/二名敦子('86)

junpee2013-09-03

今年ほど、生かさず殺さずの気候はなかったのではないだろうか?昨日の竜巻被害だって、これまでの40数年における我が人生どころか日本史上においてもそうは訪れなかった出来事のはずであり。あくまでも弱い立場の人がより幸せに生きることのできる世の中が理想だが、金持ちか否かを幸せのバロメータとしている現世は最早イカレているのである。最近ステロタイプ論調の人が本当に多くなった…そのことに嘆くばかりでなく、自分もそうならぬよう留意する44歳。ところで、本当に2020年東京オリンピックって実現してしまうの?これぞ我が人生最大のどんでん返しなり。やはり人生が嫌になってシマウーヨ。
レコ59枚目は、二名敦子のみんな大好き86年作を。ジャケ写の開放的な雰囲気から実に好感度大な1枚でございます。A1"Overture"が意味深長なインストからスタートしているのは、カセット世代には嬉しいところ。続く夏系爽やかポップスA2「ムーンライト・ママ」は村田和人作にて納得の1曲。続く杉真理作A3"Wonderland 夕闇 City"は最高にはじける80'sポップスの鑑的名曲。さらに軽快AORサウンドが最高な安部恭弘作A4「曇りのち"Easy"」、安部恭弘作の角松風リゾート系メロウ・グーヴ作B1"One Way Love"等、猛暑名残を本当にNo More、と嘆きつつ拝聴するにはもってこいの1枚。