レコ(仮)Vol.41 ポップン・ガール・ヒデキ/西城秀樹('81)

junpee2013-08-04

昨晩、突然ドカーンという地響きで、すわ、爆弾テロか!と観念したが、その実、江戸川花火大会の火薬音であった。嗚呼、何とも妄想魂炸裂中年である。墨田、葛飾花火は豪雨ゲリラにて妨げられたようだが、昨晩はそのようなゲリラも現れなかったようである。6年前この部屋に引っ越してきた当時は花火がよく見えた特等席ベランダだったのに、いつの間にか新しいマンションで視界を遮られ、音と閃光の余りしか見えないではないですかー。時の移ろいは残酷なものである。
レコ41枚目は、昨日に引き続き西城秀樹の81年作を。当時アメリカPopシーンにおいて、50年代ロックへの回帰ブームが再燃したこともあり、なぜか西城秀樹までもがこのロックンロール回帰ブームに乗っかってしまい、昭和56年に発表するシングルは全て、「ガール」という言葉を含んだタイトルで、いずれもロック調の楽曲を連発していたことをつい、1秒前のことのように思い出しますが、本盤はそれだけでなく、ナイアガラーからの支持も厚い点において、普遍的魅力を持っていると言えるのであります。いかにも60'sオールディーズなロケンロールぶりがかっこよいA1「サマー・ナイト・レイディー」、A1同様路線にて、オリコン最高9位となったヒット作A3「リトル・ガール」、近田春夫作、極上サマー・ダンサーA5「スウィート・ソウル・アクション」、正にナイアガラーど真ん中な爽快ミディアム作B2「ロンサム・シティー」、ひたすらアッパーなロケンロールB4"Pop'n Roll Spring"等々、本ブログに珍しい路線でありますが、昨日同様酷暑の折につき。
スウィート・ソウル・アクション