レコ(仮)Vol.40 エンドレス・サマー/西城秀樹('80)

junpee2013-08-03

一昨年来、この平和なブログも、なぜか世の中の不安定さにつれ、やゝ政治的な話題を挙げてしまうことが多くなってきた。あの能天気な懐かしい時代には二度と戻れないのかもしれない、だって先日の麻生太郎による、桜井よしこ主催のシンポジウムにおけるナチス失言だって、一生懸命庇ったり、意訳したりする一般庶民の輩が多数存在しており、このままでは本当にこの国が終わってしまいそうで、心配沸騰点サマーなのであります。あのセンテンスをそのように意訳できるのならば、僕が中学校時代に国語のテストで○をもらったのがすべて偽、だったということになるのだが…?人生が嫌になってキターヨ。
毎度、こんな書き出しの後にて恐縮なのですが、夏ならばヒデキ、ということで昭和55年のシングルを。終わらない夏、というタイトルなのに、この年が冷夏であったことは一生忘れられません。今年も冷夏であってほしいのですが…、A面収録タイトル作は、本人大スキな"Copacabana"を下敷きにしたイントロの高揚感で持っていかれる名曲。折角最高なイントロなのに、無理やりメイナー系に移行してAメロに入る展開が勿体無い、そんな1曲であります。一方B面「涙のスローモーション」は作曲浜田金吾による、メロウ展開よろしくエロく迫り来るバラードだったりして、スケベ根性満開なオヤGには堪えられない展開であり、A面の鬱憤をここで晴らすのであります。暑い。