レコ(仮)Vol.38 Paper Moon/大橋純子('76)

junpee2013-07-27

昨晩は六本木Billboard大橋純子ライブを満喫するコゲパンマン中年。ライブそのものは期待通り、もしくはそれ以上の内容で納得でありました。迫力あふれる歌声に圧倒され、その後深夜に訪れた飲み屋でも再度彼女の過去作品諸々をチェックし、予想通りハマり、そして嬉し恥ずかし朝帰りとなるのであった。この年になると恥ずかしさは全く感じないのが、なんだか悲しい2013年。
レコは当然、大橋純子のアルバムより、ソロ名義時代の2ndを。A面アレンジをほぼ林哲司が担当しており、メロウ系ソウルにアプローチした感のサウンドが心地よいA1「愛の祈り」、A2「ひとり」、見本的歌謡ファンキー作A3「キャシーの噂」、イントロのカッティング・ギターでTKOものなアップ・ダンサーB1「ペイパー・ムーン」、A面とうって変わり、メロウ・ポップス然&変拍子Jazz然とした柔らかさが懐かしいB3「別れのワイン」、微妙に大野雄二的な起伏アリのナイス・バラードB4「午後3時の祈り」、佐藤健による表情豊かな海系甘茶バラードB6「ひきしお」と、ある意味新鮮に心に響く1枚。