レコ(仮) Vol.14 It's Wonderland/ITS('81)

junpee2013-05-11

昨日は誕生日だったが、なんとなく大阪ツアーの疲労が遅れてやってきて、ミスの多い1日でもあった。ミスと言えば、大阪においても某レコ屋で転倒してしまい、しかも両足が浮き上がるほどド派手に転倒したので、1週間経てもまだ膝が痛いままで困った44歳である。両足ごと転倒したのは、11年前西友の駐車場でやらかして以来。今後頭を打たないように祈るばかりである。
レコは引き続き大阪猟盤で。先月80年の1stを掲載した男1女2編成のジャズ・ユニットITSによる2nd。1stのようなブラジリアン系は見られないが、今回は都会派AORよりにシフトチェンジしており、私的に堪えられない展開で◎。参加ミュージシャンもJoe Farrell、Ronnie Foster、Steve Khan等豪華メンツで、当然音もそのラインで実にかっこよい。静かに刻む16ビートラインに酔いしれる極上メロウ・フローターA1"Count On My Love"、哀愁漂うメロディ・ラインが胸に迫り来る、大人のスロー・バラードA3"Solitary Search"、同時期のSinger Unlimited、Manhattan Transferあたりを彷彿とさせる、都会派ダンサー展開が聴きどころなB1"Disney Wonderland"、これぞ真骨頂なア・カペラ作B2"Whisper Not"、そして最後の締めはA3同様ラインのアーバン・メロウ作B4"Open Up Your Heart"と、1枚通して楽しめるナイス・アルバム。