レコ（仮）Vol.4 フォグランプ/渡辺真知子('78)

昨夜イベントは大盛況のうちに終了。ここ数日寝不足だったので、なんとか電車で帰ろうと試みたが、神田までしかたどり着くことができず、深夜1時ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ重いレコを抱えて徘徊する中年。途中東日本橋付近で断念しタクシーに乗るが、思いのほかすんなり帰宅できて2時に就寝。日曜は足が非常にだるく、あすからの出勤に影響しそうである。
レコ（仮）4枚目は、昨晩A1を1曲目にプレイした渡辺真知子の2ndを。歌謡ポップス然とした作品ばかりでなく、少々凝ったサウンド構成の楽曲も目立ち、興味深い内容の1枚であります。いきなり切れ味鋭いピアノに先導されるファンキー・インストA1"Overture"で幕を開けるが、これは中々表情豊かな音満開で惹きつけられる1曲。ポルタメントかかったシンセがうねる感覚が一生脳内に残りそう。さらに間髪いれずに登場するサンバ歌謡A2「今夜は踊って」も気分高揚する好作で◎だし、シングル・ヒットもしたメロウ・ボサA3「ブルー」、若干アーバン色漂うB4「黒い天使」あたりのお洒落感も素晴らしい。ラストB5「ミッドナイト」はA1の歌詞入りヴァージョンで、都会版「かもめが翔んだ日」的な感じで◎。