レコ Vol.1 Flapper/吉田美奈子('76)

junpee2013-03-20

2013年春分の日。若かかりし頃某塾講師授業にて、太陽南中高度の変化について自信たっぷりに説明をして、さあこの問題を問いてみろ、と差し出した問をあっさり「わかりません」と切り返された心の傷は20年以上経ても未だ消えることはないが、ではなぜ君はそのことを理解できないんだ、ということころまで想像が及ばなかった若さには後悔の至な43歳なのである。人生人それぞれであるが、特段太陽の満ち欠け、そのことが諸生活に影響を及ぼすことを理解していなくとも幸せに生きていける人はそうなのかもしれない。いやむしろ、全世界の9割以上の、もしくはほぼ全員が、何かもどかしい何かに縛られたままなのかもしれない。more freedom!これ以上縛られるのは御免だ!
ということで、本日よりごくばん改め、『レコ』名義にて更新を継続していきたい所存のSSSでございます。いきなり吉田美奈子の76年作をでございますが、やはりこれはアナログ盤で聴くのが一番でございます。のっけA1から高揚感溢れる極上メロウ・グルーヴA1「愛は彼方」で、いきなりTKOでありますが、さらに同系A3「朝は君に」も最高すぎて最早言葉もないほど。つづいてコーラスが美しく爽快な洒脱系A5「ラムはお好き?」、これも今や準国民的ソングとなったB1「夢で逢えたら」、故佐藤博作曲の激ファンキーナンバーB2「チョッカイ」、完全自作のピアノ・オンリー弾き語り作B3「忘れかけたた季節へ」、最後の最後のとっておきヤマタツ作品B4「ラスト・ステップ」、B5「永遠に」と永遠にレコで聴きたい1枚。今後アナログ盤はこちらにて掲載。CDその他は別所にて掲載予定。