ごくばん Vol.555 ダイヤモンドダストが消えぬ間に/松任谷由美('87)

junpee2013-03-19

いよゝCD生産も終を迎えることになるようで、数年後にはコンパクト・ディスクは何者だ?という時代になるのかもしれない。今のうちに廃盤となり、後々価値のつきそうなヤツは記念に取っておくとよいであろう。さて、こちらのごくばんもそろそろ開始から5年を経過したので、次のステージに移行したい気分であります。ちょうど今回でキリのよい数字となったことだし。
ということでごくばん最終回はユーミンの87年アルバムを。過去数回しか赴いたことのないスキー場で、耳にタコができるほど聴かされたタイトル曲A2も、さらっと爽やかなギターフレーズが心地よいクリスマス・シーズンソングでよい。さらに若干ソウル寄りなアーバン系ミディアムA3「思い出に間に合いたくて」、某ラジオ曲番組「涙のリクエスト」で何百回かかったことであろう、国民的作品A4"Sweet Dreams"、メロウな音展開に思わず心奪われる、ハイセンスなナイス・スローA5"Tuxedo Rain"、イントロのギター・カッティングからヤマタツ系な転調極上アーバン・ミディアムB1"Saturday Night Zombies"、シャッフル・ビートに乗せたLate80's AOR、B2「族・ガールフレンズ」、これぞユーミン節な深く甘い名バラード作B3「ダイヤモンドの街角」、ラストを飾るこれまたユーミン節全開の☂系しっとり作品B5「霧雨で見えない」と、さすが大御所は違いますなぁ〜と唸るさいごのごくばん。