ごくばん Vol.540 Joy & Pain/池田聡('87)

junpee2013-01-12

激務を覚悟して挑んだ2013年最初の一週間はやはり激務であり、週末金曜に至っては這い蹲るように帰途につく、ところであったが、なぜかストレス解消に飲みに行ってしまい、こともあろうに朝帰りとなってしまうズンドコ中年。最後の店で耳にしたSMAPの"Gift"という楽曲が実に素晴らしく、3連休初日は迎え酒と共に各所にてGIFTお浚いを敢行。今時の若いもんはこんないい曲を聴いているのか、と嘆きつつ耳コピーに励む43歳。さむい。
ごくばんは、2度目の登場となる池田聡。ジャケ写がバブリーなあの時代を彷彿とさせるのには慣れてしまったが、やはりちょっと恥ずかしい。しかし、音の方はごくばん認定なので素晴らしい。ややムーディーなOPから清水信之による爽快ワカチコン・カッティングに移行する様が印象的な、自作傑作ミディアムAOR、B1「螺旋パズル」、こちらもワカチコンに魅了されてしまう極上メロウ・グルーヴB4"Unforgettable"、ふつふつとした独特な高速シンセ・サウンドに高揚するB2「微風」、大橋純子がVoで参加したシルキー・バラードB3"Night"と、やはりソウル色漂うB面の充実度が高いですなあ。さらにシングル曲としてもそこそこヒットした、某CF向け美メロ作A3「濡れた髪のLonely」も懐かしい名曲だし、ジャズ、サンバありの12インチミニLPまで付いていて、これはかなりの意欲作。