ごくばん Vol.532 Say No More/Dan Jenks('81)

junpee2012-12-30

久々に部屋の掃除を始めたが、捨てる作業メインでイマイチ捗らず。あと7日休み中は継続して大掃除の日々となりそうである。そして食事は鍋オンリー。先日ふぐちりを食べた店が、ふぐ以外に豆腐と春菊しか入れないポリシーということで、私もそのように鍋を作ってみたところ、各素材の存在感が増し、しかも食べやすいので若干ハマりつつある2012年暮であります。明日の魚は何にするか?
ごくばんは、アメリカ産・マイナーSSWより、Dan Jenksの1stを。Dan Jenksは打楽器以外ほとんどのパートを担っているマルチ・プレイヤーでもあります。全編実に瑞々しい優しさに溢れたアレンジ満載で、ゆったり落ち着いてリスニングできる名盤でございます。バウンス気味ジャジー・アレンジがKenny Rankin風な洒脱作A1"My Part"、フルート&チェロの響きが爽やかなA2"For My Lady"、わき立つ如しグルーヴ感覚が心地よいB1"In These Cackling Cafes I Play"、12弦ギターの高揚感溢れる響きが美しいB3"Something Secret"、中盤からの高速化に高揚するB5"After Darkness Takes Its' Toll"等々、生音好き、シンソン好きなら避けては通れない1枚。既CD化。アコギとフルートと、私。