ごくばん Vol.524 Sensual Pops/よしろう広石('83)

junpee2012-11-10

11月に入り多忙を極める黄昏中年。地の利に乏しい神奈川県内をウロウロしているが、慣れるまで時間を要する模様。久々に山下埠頭倉庫を訪れ、あぶない刑事を思い出す。その足で中華街の700円本格ランチを食し、これは満足であった。今のところ年末にCDの大人買いをするのが当面の目標。しょうもないが。
ごくばんは、ルパン3世1stシリーズの主題歌シンガーでおなじみ、ラテン歌手よしろう広石の83年作を。大野雄二プロデュース盤ということで、やはりルパン系サウンドに近似な印象もあり、と同時にフリオ・イグレシアス的な王道系雰囲気も漂う、その手のマニアにはたまらない1枚でございます。イントロからもろルパン系なA1"Maria Elena"、極メロウな蕩けるサウンドが最高なスロー作A2「愛のモメント」、'80s版A3"Tristeza"、A1同系の爽快ナンバーA5"Somos Novios"、B3"En Mi Auto"、正に"Sensual"なナイスAOR、B1「テ・キエロ・パラ・ミ」、フルートを効果的に用いたアレンジが妙味な歌謡ボサB4"Nao Deixeo Samba Morrer"等々、深まる秋と共に胸に染み入るごくばん。