ごくばん Vol.486 Shine Your Love/Percy Mays('76)

junpee2012-01-22

日曜の朝、食べるものがチョコレートがけのドーナッツしかなく、仕方なく食べたが、案の定胸焼けに苛まれる中年。中学生の頃、朝食に8ドーナツという、8型のパンにチョコレートコーティング&ピーナッツがけのパンを2個食して登校し、1時間目の体育授業で200mダッシュを2回したところで気分が悪くなり、長時間保健室で休んだ後、4時限目途中で早退しようとしたが、自分の運動靴が体育授業中の友人に使用されていて、仕方なく上履きでとぼとぼ歩いて帰った思い出が42歳にして蘇る。何故、こんなことを思い出すのだろう、と苦笑する大寒の朝。
ごくばんは、一昨年に韓国レーベルより再発されたCCM極上盤を。本編に行く前に、ボーナス・トラック収録の"Where Would I Be Without Your Love"がヤバすぎる程最高のAOR作品でびびる中年。Ray Parker Jr.系AORをさらに爽やかに仕上げた作品で、こいつは近年聴いた音の中でも屈指の1曲かなと個人的に思いました。さらに、ボートラのもう1曲"Let Your Love Flow"も暖かみあるサウンドが優しくて虜になる名曲です。さてさて本編の方もグッときてしまう作品ばかりで、ハワイ系な爽快さが最高なA1"It's For You"、シンソンものならこのテイストだよね、とうなづいてしまうA2"I Thank You, Lord"、ブラジリアンな爽快アレンジにエレピが軽やかに舞い踊る、極上フリーソウルA3"Changes"、アーバン・タッチな黄昏AOR、A5"He Has"、ソフロ系な心地よさが最高なA4"A Love Affair"、B1"Shine Your Love"、アリス「秋止符」を彷彿とさせる、哀愁味溢れるイントロから一変して、正統派メロウ・サンバへと変身するB2"He Loves You So"、シュガー・ベイブ系な沸き立つサウンドが素敵なB4"On A Sunday Nite"等等、久々に心から好きな1枚。一生モノ。