ごくばん Vol.427 Feel The Music/Dayton('84)

junpee2011-01-16

毎度のことながら、命からがら高崎より帰還する週末。明日は新聞配達少年の如く、3時起きで再び旅立つ強行スケジュールに、身も心も悶絶する大寒、おーさむ。そんな中久々に隣町西友を訪れると、入店と同時に"Been To Cannan/Carole King"が流れたりするこの偶然よ。自分の登場テーマだったらどうしよう、と少々うろたえるが、ここはソウルバーではありませんね。ついでに常連じゃないし。ソウルじゃないし。
ごくばんは、これも今や超定番アイテムと化してしまったか、Daytonの84年作を。所謂アーバン・ファンクの類では間違いなく頂点を極める1枚であります。手ごろな分厚さのシンセ・ベース音が、見事に都会的な雰囲気を演出しており、各楽曲の魅力につながっているものと思われます。今や説明不要の桃源郷ファンクA1"The Sound Of Music"、AOR方面へのアプローチも感じられる、流麗メロウ・ミディアムA2"It Must Be Love"、味わい深いジャズ・ワルツ系バラードB2"Caught In The Middle"、裏A1とでも表現すべき、極上アーバン・グルーヴを堪能できるB4"Promise Me"以上4曲が極上の部類。何度聴いてもごくばんや。