ごくばん Vol.423 昨晩お会いしましょう/松任谷由美('81)

junpee2011-01-03

さすがに心身ともにだらけ始める正月3日目。しかし明日からバリバリ仕事モード学園なので気が抜けないんだゾ!と少しずつ出張準備を始めるヤサグレ中年。比較的長期間家を空けることになるので、その準備だけしておこうと数週間前から心積もりをしていたものの、結局無防備状態で旅立たざるを得ない2011年となりそうである。ヘルプ・ミー!
ごくばんは、この方も本ブログ初登場の松任谷由美81年作を。リアルにリスニングしていた小学生時代に、耳にタコができるほど耳にしたA5「守ってあげたい」は、一音ずつ下がり行くコード進行が、王道パターンな歴史に残る名曲。しかし、それ以前収録のA面作品が絶品であり、とりわけA1〜A3におけるアーバン度合いはかなりのもので、聴き応え充分。さらにドライブ行楽人気曲A4「夕闇をひとり」、B1「カンナ8号線」と続き、じんわり深夜メロウ系なB2「手のひらの東京タワー」、ミディアムAORなB3「グレイス・スリックの肖像」、B4「グループ」と正に隙のないごくばんとはこのことである。最後に、B5"A Happy New Year"についてはこの際言及することもないでしょう。改めまして、今年もよろしくお願いします。