ごくばん Vol.422 Samba Amour/Sonia Rosa('79)

junpee2011-01-02

昨年同様、すきやきを作る1月2日。100g650円もする常陸牛しかチョイスできない状況下、やむなく至上最高級の牛肉を買ってしまうことに。適当に味付けした割においしかったのは、毎度の如く素材の良さによるもの。明日はうどんを入れて残らず平らげ、4日からの北関東遠征に備える予定。
ごくばんは、お待ちかねソニア・ローザの79年作を。表情豊かな大野雄二ワールドを心行くまで堪能できる、これぞ極上盤。いきなりアルバム冒頭曲A1"Te Quero Tanto"が哀愁溢れるメロウ歌謡ボサで、意外な曲配置だがDavid T.ライクなメロウ・ギタープレイ、柔らかく鳴り響くフルート&サックスの音色、そしてコケティッシュなSonia Rosaのヴォーカル等々、様々な魅力満載で早くもお腹一杯。エンディングの一発だけ別調整に転調する展開もやはり大野雄二ワールドだな、と感じるうちに軽快ボサA2「夏のイメージ」、上品メロウ・ボサA3"Fim De Semana"、都会的雰囲気漂う洗練ボサA5"Chalie, My Daring"、「ミスティ・トワイライト」風極上歌謡ボサB2「東京イン・ザ・ブルー」と、次々に迫り来る爽快サウンドの波が実に心地よいことこの上なく。軽やかに高揚するメロウ・サンバB5"Soccorro Taro!"では愛息による「助っ人スキャット」が実に愛らしいこと。ウマクイタヨ。