ごくばん Vol.419 S/T /Mel & Tim('73)

junpee2010-12-30

昨日より冬休み突入。今日は久々にレコ屋めぐりで渋谷まで。しかし若者軍団からムンムン押し寄せくる大波に飲み込まれ、すっかり生気を失ってしまう中年。今年もあと1日+数時間だが、あまり年の暮れな実感がないぞなもし。渋谷からの帰り道は、人通りの少ない裏通りを抜けて表参道まで。ちょっと安堵する41歳。明日は大掃除予定。
ごくばんは、ミシシッピー州出身のいとこソウル・デュオMel & Timの3rdアルバムを。南部系&STAXレーベルということで、コテコテのソウルかと思いきや、意外と爽快なサウンドを聴かせてくれる僕好みの1枚であります。まずは、本ブログでも掲載したMark James作A1"Keep The Faith"。緩やかなメロウ・サウンドが心地よい逸品でございます。さらにPointer Sistersがヒットさせた、Allen Toussaint作沼系グルーヴA4"Yes We Can-Can"も迫りくるグルーヴ感がかっこいい名曲。これ以外の作品は全てPhillip Mitchell作となりますが、南部メロウなまろやかさが素敵な楽曲ばかりで、ほんとにいいアルバムだなと思います。そんなスロー好曲A5、B2、B3、B4、そして若干スリリングさを加えたB1"Making Love Is My Thing"、極めつけのノリノリダンサーB5"Forever And A Day"と外れナシなこれもごくばん。