ごくばん Vol.403 サバイバル/布施明('79)

junpee2010-10-11

先日、中央線に乗っていたら、三鷹駅の発車メロディが「ドリフの大爆笑」に聴こえてしまい、当惑する中年。よくよく聴いてみたら「めだかの学校」だった。さらに、立川駅で発見したメキシコ人の流しオヤジが、なつかしの「メインテーマ」by 南佳孝を歌っていて、少々困惑するが、よくよく考えてみたら違う歌だったようで…ラテン歌謡にありがちなメロ構成だしなぁ。秋の空耳。いよいよ呆け始めか。
ごくばんは、布施明の79年作を。当時のディスコ・ヒットにモロかぶりなA面では、グロリア・ゲイナーの大ヒット・カヴァーA1「恋のサバイバル」、同系で盛り上げるダンサー作A2、A3、そして"Reunited"風甘茶スロー曲A4「夢の中で」と、なかなか痛快な流れでまずまず。続いては、某化粧品CFタイアップ曲として大ヒットしたB1「君は薔薇より美しい」が歴史に残る大名曲。ミッキー吉野による、多幸感溢れる痛快アレンジが最高に堪えられない逸品でございます。さらにAOR方面にアプローチしたメロウ・ミディアムB2「セ・ラ・ヴィ」、A4よりもう一歩、ソウル色を強めた傑作メロウ・スローB4「オー・ファニー」と、洋楽寄りサウンドが高水準なごくばん。布施明(E)です。