ごくばん Vol.354 Nights In Brazil/Judy Roberts('81)

junpee2010-06-06

またしても遊び呆けて朝帰りしてしまう土曜日。当然例の如く呆然と過ごす休日。今日は折角の日曜なので、ダイエットも兼ねて隣町の西友まで食料品を買いに歩いて行く。毎回ゲットするお買い得食品を、次々にかごへ投入していき、最後に近所のサティより400円安い某ワインを手にしたが、隣に同じワインの"Reserva"仕様を発見してしまい、結局1,000円高いものを買ってしまう浅ましい中年。そして今日の店内BGMはJudy Roberts。最近の盤セレクトぶりには目を見張るものがある西友
ごくばんは、その西友で耳にしたJudy先生の81年作を。前作、前々作同様なアーバン系メロウ・グルーヴ作品満載で、しかもタイトルにある通りブラジル音楽のエッセンスまで注入されている、贅沢な内容の1枚。やはり出色なのはKitty Winter顔負けのスキャット入りメロウ・グルーヴA3"Ole"、B2"Two And A Half"か。スキャットに加え縦横無尽に駆け巡るエレピなど、高揚しっぱなしのA3、かっこいい重量ファンクにしびれるB2どちらも最高であります。さらにマイケル・ジャクソンでお馴染みの名曲をスタイリッシュに味付けしたA1"I Can't Help It"、アコースティック色を強めたアレンジが爽やかな疾走サンバB3"Country Samba"、海の香り漂うメロウ・サンバA2"Common Ground"、A5"Carnaval In Rio"、飲酒タイムにぴったりなブルース系スタンダード・ジャズB4"Starlight Hounted Ballroom"等々、極上作品のみ。以上。