ごくばん Vol.353 Slit/安部恭弘('84)

junpee2010-06-03

昨日も10km走ってしまう。本当は11km走るつもりだったが、現在の肉体には限界だったようで、10km地点で力尽きてしまう。しかしそんなことより、走っているうちに便意を催してしまったことが、目標未達に大きく影響したようである。半分も走らないうちにボコボコとお腹の中で何かが暴れ始め、後半は走るたびに放屁しているという間抜けなランナー。マラソン後半の競り合いなら強烈な攻撃になるだろうな、とくだらぬことが頭をよぎる10km地点。
ごくばんは、続けて安部恭弘作品より名盤の誉れ高き3rdを。ほとんど洋楽AOR名盤クオリティなA面の流れが最高。お得意のシャッフル・ビートAORに、ややこしいコード進行の深みが実に妙味なA2「アイリーン」、高揚感溢れる極上アーバン・メロウAOR、A3"My Dear"の2曲が特に抜きん出て素晴らしく、さらにロマンティック・ハードネス路線なA1"Thrill Down"、A2に渋めなジャジー風味を加えた大人の一曲A4"New York Night"あたりも当時の邦楽では奇跡に近い出来栄えで◎。若干ポップ寄りにアプローチするB面では美メロな黄昏ミディアムB5「君の愛がすべて」がまずまず。