ごくばん Vol.345 Oasis/Jimmy Messina('79)

junpee2010-05-13

昨夜は芝浦埠頭の湾岸食堂波止場でディナー。目前に東京湾の夜景が広がる、絶好の穴場スポットで満足する。しかし穴場だけあって、会社帰りにちょっと立ち寄るような場所ではなく、わざわざそこを目指すだけの明確な理由がなければ、まずここを訪れることはないでしょう。夜景以外に料理もそこそこ平均クラスであったが、やはりこっそりBGMで流れていた極上AORフリーソウル系音楽に心が集中してしまう、悲しい性。当時の女子大生必須アイテムがこれだったけか…なんとなくクリスタル。
ごくばんは、その店内でフルに流れていたアルバムを。ロギンス&メッシーナの片割れでおなじみ、ジミー・メッシーナ79年の大名盤。ストレス0なれど適度な刺激も含んでいるサウンド構成が心地よい、納涼向きな1枚であります。"Lowdown"風疾走感が最高にかっこよい傑作フリーソウルA2"Do You Wanna Dance"、蕩けにとろけるAOR史上屈指のメロー・フローターA3"Seeing You"、開放的ラテン感覚がうれしいお洒落AOR、A1"New And Differnent Day"、B1"Love Is Here"、玄人向きなAOR系ブラジリアン・ジャズB2"Waitin' For You"、軽やかボサが涼しさを運ぶB3"Lovin' You Lady"、アコギメインのアレンジが実に爽やかこの上ないA5"Talk To Me"、B4"The Magic Of Love"と、ハズシ皆無のこれぞごくばん。一生モノ。