ごくばん Vol.343 S/T /Billy Kaui('77)

junpee2010-05-04

昨夜は麻布十番で朝まで寄り合い。地元の顔らしきロバのような巨大犬にビビリつつ、久々に旨いイタリアンを堪能する。中でも、オイルサーディンのマヨネーズ焼きが絶品だったので、近々自宅で試してみようと思っている。さて、ここ1週間のうち貫徹が2度目。さすがに40過ぎの老体には堪えるスケジュールである。しかも、一昨日にこっそりジョギングを再開した影響で、太もも筋肉がバリバリ状態。昨年同様、階段を這うように息を切らしつつ昇降する淋しい中年。
ごくばんはハワイものより、元Country ComfortのメンバーだったBilly Kauiの77年作を。ハワイ産AOR屈指の名盤、という形容通り爽快なメロウ・サウンド満載な1枚であります。特に、イントロの軽快なギター・カッティングで早くも名曲決定なB1"Words To A Song"、ブラス・サウンドの熱気が程よいアクセントなB3"Empty"2曲がマッキー・フェアリー系メロウ・グルーヴ路線で、飛びぬけた存在。さらにまったり西海岸系AORなA2"Close To You"、軽やかなポップ感覚が嬉しいA3"Asking For A Night"、異色の小粋ジャズ・スウィングA5"Sunny"あたりもA級作品で、実に名曲棲息率の高いアルバム。一家に一枚。