ごくばん Vol.341 S/T /Marcos Valle('83)

junpee2010-04-29

ここ数ヶ月ガマンして隅っこに座り続けていた椅子、ついに座板部分が割れ、まともにコケてしまう。ついでにコケたはずみで割れた座板の木棘が親指に刺さり、抜けなくなってしまう。棘の先端が、皮膚下に埋まってしまった為抜き取ることができず、いずれは心臓まで回って死んでしまうのかとオロオロする旧みどりの日。今日から酒解禁。しかし明日は仕事ナリね。
ごくばんは、マルコス・ヴァーリの83年作を。色とりどりの飲料を前にポーズをとっているジャケ写を見るたびに、手に取っているエメラルド・グリーンの中身が気になって仕方がないのだが、音の方はメロウソウル路線を基調としている印象で、チェック必須の1枚であります。スウェイ系ブラコン路線の爽快ミディアムA1"Estrelar"、B3"Dia D"、ブラスを利かせたアレンジに高揚するスタンダード曲カヴァーA3"Samba De Verao"、浮遊感漂う心地よさが堪らないミディアム・ファンクA5"Naturalmente"、オメトラ系AORしているB1"Tapa No Real"、しっとりと聴かせるメロウ・ボサA2"Fogo Do Sol"など、実に充実している名盤。初夏にぴったり。お中元にどうぞ。