ごくばん Vol.320 Breakin' Away/Al Jarreau('81)

junpee2010-02-16

ここ2週間毎日飲み続けだったので、今日ぐらいは休肝しようと早めに帰宅したが、冷蔵庫に飲みかけのワインを発見してしまい、スイッチが入るアル中年。2月に入り寒い毎日なので、今日は鍋焼きうどんにでもしようかと食料品売り場へ繰り出すが、なぜか温野菜のキーマカレーを買ってしまうダメおやじ。でもこれがうまいんだな。バジル入りオムレツとソーセージを肴にワインを飲み干し、次は銀座のすずめという麦焼酎へ。自宅で泥酔モードも悪くない。
ごくばんは、アル・ジャロウのなにをいまさら、という感じの超有名アルバムにして、AOR超名盤を。ただ単に今日聴きたい、そんな気分だけだったのです。昨年掲載した80年作をさらに進化させたアーバン・メロウな…と薀蓄を傾けても野暮なので、ひたすら心地よくリスニングするしかない1枚、と申し上げるだけにしたいと思います。スマッシュ・ヒットしたA3"We're In This Love Together"、B1"Breakin' Away"をはじめ、いずれの作品も「アノ時代」の希望に満ち溢れた感覚を呼び起こすかのような、多幸感溢れるサウンドが最高なのであります。そんな中、本日どうしても聴きたかったのはラスト収録のスタンダード・ナンバー作B4"Teach Me Tonight"。ひたすらロマンティックで涙が出そうになるほど素敵なナイス・バラード。明日この文章を読んだら恥ずかしいかもしれん、でもそんな気持ちにスイッチを入れてしまう、生涯の、的な1枚。これぞごくばん。