ごくばん Vol.300 Off The Wall/Michael Jackson('79)

junpee2010-01-03

サザエさん症候群に苛まれる冬休み最終日。さすがに料理に凝る気にもならず、出来合いのヒレカツを買って食べるが、衣ばかりで肉が薄く、これはハムカツだろー!と嘆きの悲鳴が独りの部屋に空しく響く。朝食にすき焼きうどんを食べたおかげで胸焼けがするが、アル中なので夕方からワインを飲み始める。今日はラ・キュベ・ミティークという仏の赤。旨いけど濃厚過ぎて胸焼けが茜色に染まるワインだ。俺が夕焼けだった頃、 弟は小焼けで 父ちゃんは胸焼け、母ちゃんは霜焼けだった…イエ〜イ。
ごくばんは記念すべき300枚目に到達。思えば2008年正月がごくばん1枚目だったな、と感慨にふけりつつやはりメジャーものからチョイス。このアルバムが発売された当時は小学校4年生で、TV番組のBGMにA1"Don't Stop 'Til You Get Enough"がよく用いられていたこと、自動二輪のCMにA5"Off The Wall"が流れていたことは記憶の片隅に残っております。その後20代前半に某FM番組で泣きのバラードB2"She's Out Of My Life"を耳にして、ようやく本アルバムを購入しましたが、圧倒的な存在感を見せるサウンドを聴くにつけ、これこそが時代のエポック・メイキングだったのかな、と。ロッド・テンパートン作A2"Rock With You"、A5、B3"I Can't Help It"や、David Foster作B4"It's The Fall In Love"あたりも、何度聴いても楽しめる奥深さがありますなあ。個人的には83年の"Thriller"、87年の"Bad"より格段に印象的な1枚、やはりリアルタイムでじっくり聴きたかったものです。