ごくばん Vol.299 Portarits/Carol Hahn('82)

鍋用の野菜が余剰していたので、今日はすき焼きでも作ってみるかと近所のスーパーへ。正月ということもあるのだろうか、普段より明らかに高級な肉しか置いていないではないか。自分のためにこんなに高い肉を買ったことなど１度もないのに、と嘆きつつ100グラム500円以上の牛肉を買って帰る。さてお味の方は、折角の高級肉に対して気合を込めすぎたせいか、ちょっと濃くなってしまった。でも久々に口の中で肉がとろけた、あの感触は一生忘れないであろう。明日はすき焼きうどん予定。
ごくばんはシカゴのマイナー・ソウルより女性ヴォーカリスト、Carol Hahnの82年作を。アーバン・メロウ系ダンサーあり、新解釈な有名曲カヴァーあり、そしてAOR的に楽しめるスロー曲ありと、幅広く楽しむことのできる傑作アルバムであります。80's然とした都会感覚溢れるシンセサウンドが実にお洒落なナイス・ダンサーA1"Do Your Best"、タイトなファンキー・ビートが実にかっこよい緊張感をもたらす、ビル・ウィザーズのカヴァーA4"Use Me"、黄昏メロウなナイス・スローB2"Take Along My Lovin'"、極上アーバン・メロウ・グルーヴ全開な傑作ダンサーB5"Bad News"あたりが特に好みのライン。これはCD化されないか？