ごくばん Vol.296 S/T /Carl Carlton('80)

junpee2009-12-30

一昨日、ソフトバンクショップにて機種変更をしていたときのこと。店員さんから契約内容などについて細々とした説明を受けつつ、妙に気になって仕方がなかったのが店内BGMで流れている有線放送の選曲。昼間から携帯ショップで流すには違和感大だろう、と思われる昭和歌謡オンパレードが実に不思議な感覚である。それでも新機種を探しているらしき中年婦人が太田裕美の某ヒット曲にあわせて楽しげに口ずさんでいたので、きっとこれでよかったんだよ、と納得する中年。さて肝心の契約内容はさっぱり頭に入らず。ちょっとややこしすぎるな。
ごくばんは、カール・カールトンの80年作大名盤を。マッチョなジャケ写にも風格が漂っています。プロデュースはレオン・ヘイウッド。注目すべきは痛快ダンクラB1"She's A Bad Mama Jama"でありますが、それまでのA面4作品が実に見事なメロウ・チューンで、本ブログとしてはどうしてもそちらにふれないわけにはいきません。NY系摩天楼ダンサーA1"Sexy Lady"、哀愁メロウ・フローターA2"Let Me Love You 'Til The Morning Comes"、スウェイ・ビートが最高に心地よい時流ダンサーA3"Don't You Wanna Make Love"、シカゴ・ソウルよりメロウさが堪らないナイス・ミディアムA4"This Feeling Rated X-Tra"と、A面だけで十分お腹いっぱいな1枚。先述したB1、元々はLeon Haywoodの"She's Built, She's Stacked"という78年の作品がオリジナル。