こくばん Vol.9 25時/久保田早紀('80)

junpee2009-12-27

PCが新マシンになってから早3週間ほど経過したが、今まで使用していたソフトのうち、音楽用波形編集ソフトがWindows 7で動作せず、大変不便である。仕方がないので、新たにソフトを購入するかと探してみるものの、すぐに手に入る手ごろな値段のものはVistaまでにしか対応しておらず、7対応のソフトになると、高価で使いもしない機能満載のものか、入手困難なものしかなく、途方にくれる中年。
久々のこくばんは、久保田早紀の2ndシングルを。前作「異邦人」が空前の大ヒットを記録したインパクトが強すぎて、この作品のことが現在語られることはほとんどありませんが、個人的には「異邦人」よりも本曲の方が印象に強く残っております。当時流行していたオリエンタルな異国情緒漂うサウンド形成を基本としつつ、時折ハッとさせる転調がとても面白い。Aメロ出だしにおける、Dm9→E♭M7などいい感じだし、中間部でD→Gm7→Gm7/C→FM7という展開も大変興味深いですが、いかんせん歌いにくい難解なメロディであります。1stアルバムのアレンジを担当していた荻田光雄氏によるメロウな味付けも心地よくて◎。