ごくばん Vol.293 Endless Flight/Rodney Franklin('81)

junpee2009-12-23

昨夜は会社の忘年会で朝帰り。いつもの如く飲み放題の設定なので、欲張って安酒を多めにオーダーし、ちょっぴり内臓の気分が悪くなってしまう中年。オヤG同士でデリカシーのない下ネタを連発し、ベタベタなギャグに身も心も浸りきる、そんな忘年会であった。今年を忘れる、というよりも昨夜のことを早くも忘れてしまっていることが年齢を感じさせる年の暮れ。さびしいねぇ。
ごくばんは、ピアノ奏者ロドニー・フランクリンの4thアルバムを。本日ついに初CD化を果たしております。以前から各方面にて評価の高い1枚でありましたが、ようやく日の目を見て嬉しい限り。サウンド的には同時期に流行したシャカタク周辺のサウンドと近似な、爽快ジャズ・フュージョン然とした内容で、Tom Tom 84による高揚感、飛翔感たっぷりな豪奢アレンジが実に心地よい響きで最高。アーバン・メロウに迫るダンス・チューンA1"Dance Tonight"、一転してじんわりと胸に迫るこみ上げ系美メロ・バラードA2"Cancion Para Mi Mama"、リゾート系ラテン・フュージョンの傑作A3"Vibration"、B1"Endless Flight"等々、80年代初期のジャズ・フュージョンを語る上で外せない傑作アルバム。大好き。