ごくばん Vol.275 Crossover To Brandye/Brandye('78)

junpee2009-11-13

今日は仕事の打ち合わせで後楽森ビルへ。朝早く到着し、早すぎたので1階のスタバでまったりとした時間を過ごす。出勤ピークと思われる9時前後のエレベータ渋滞を目の当たりにし、俺だったらこれだけで嫌になって帰っちゃうだろうな、と想像してしまう。そんな想像をしつつ、オープン・スペースなスタバで流れているのは、早くもクリスマス音楽の数々。朝っぱらから濃いビッグ・バンドの、しかもハイノート・トランペットがキンキン鳴り響くサウンドはあまりにも仰々しい。美味だが胃に堪えるコーヒーのほろ苦さと共に。
ごくばんは、70年代後期のTK発女性3人組ソウル・ヴォーカルものから。まずはA2"You Accuse Me"が実に味わい深い夜向きな1曲で、時折現れる柔らかなギター・プレイ、ほどよい厚さのストリングスなど、非常に印象に残る名曲であります。さらにサビの軽快な展開が心地よいナイス・メロウ・グルーヴA4"How Long"、ポップ色強めだが実にキャッチーなB1"Rhythm Of Love"など、当時流行のサウンドを取り入れつつも、一定のクオリティを保っている良心的な1枚。聴けば聴くほどに。