ごくばん Vol.272 S/T /Chase('70)

junpee2009-11-02

月曜の飛び石出勤は普段以上にノリが悪い。今日休めば4連休だったのに、先週検査等で休みすぎてしまい、今日中にやることがいっぱいあって出勤せざるを得ず。休み明けなので転寝することもなく業務遂行すっきりな帰途となる。明日は祖母と従姉弟夫婦とOAZOで待ち合わせでメシの約束がありますな。ゆっくり東京見物でもするかね。
ごくばんは、引き続きブラス・ロックより日本でも大人気、チェイスの1stを。時代的にChicago、B, S & Tと思いっきり被っていて、まるでC-C-Bの後に出てきたA-Jari、チェッカーズの後に出てきたSallyの如く二番煎じとなるのかと思いきや、寧ろ先人を凌駕する勢いの凄みを見せたのが本作。Chaseの編成は4人組トランペット・クヮルテットで、中低音部はオルガン、ギター、ベース等で表現していた点がChicago、B, S & Tと大きく異なるポイント。したがってTP高音の魅力をスリリングに聴かせるようなアレンジに特徴があり、オープニングを飾るプログレ化高速ビ・バップ、A1"Open Up Wide"や、日本でも大ヒットした刺激的な大仰ジャズ・ロックA5"Get It On"がやはり何度聴いても背筋ゾクゾクモノなかっこよさ。これは是非リアル・タイムで聴いておきたかった!でも当時1歳か。