ごくばん Vol.207 Lua Laranja/比屋定篤子('99)

junpee2009-05-10

予定通り早朝ジョギングとなる。前回同様走り始めて500m付近で早くも息があがる。そして足も重くなったが、前回と同じ位置まで走ることはできた。体力が落ちていることもあるのだろうが、体重が増えたことも負担増の大きな原因になっているのだろうと帰り道すがら分析。今日は朝から暑かったし、不惑を迎えた中年にはなかなか酷な苦行であった。しかしそこを我慢して克服することも必要なのであろう。10年早く走っておくんだった…と後悔も少々。
ごくばんは国内モノより、沖縄出身の「唄うたい」によるブラジリアンな3rdを。あのイヴァン・リンスがピアノとヴォーカルで参加したM7「ふりかえれば」は静かに黄昏るスローだが、後半間奏でIvan Linsのコーラスが絡んでくると、まさにあの70年代メロウなサウンドが甦り、それだけでも十分感動してしまう1曲。そして夜の飲酒タイムにぴったりな月見ボサM2「三月の丘の上で」、高揚感・多幸感溢れるメロウ・サンバM8「七色神話」あたりはアコギを中心とした、繊細かつ大らかなサウンドが最高に心地よい傑作中の傑作。ユーミン風な特徴の歌唱がハマったメロウ・スローM3「私をつないで あなたをつないで」は荒井時代のユーミン作そのもののアレンジぶりで、非常に興味深い1曲。同年発表の2ndアルバムも傑作中の傑作で極上。