こくばん Vol.5 驛舎/さだまさし('81)

junpee2009-04-08

先週から今週にかけて、飲みで午前様が頻繁となる。しかも行く度に相手が変わるヴァラエティぶり。カラオケも歌謡バラエティそのもの。酒やけのせいか、2曲歌った時点で声が裏返ってしまうのが情けない限りだが、周りのウケなど一切気にせず、誰も知らない曲を敢えて探すことが楽しくて仕方がない。金のない今年は歌謡曲掘り下げイヤーとなりそうな予感。しかもカラオケの為に。
2ヶ月に1回のペースとなってしまったこくばんは、さだまさしの昭和56年初春に発表された名曲を。爽やかでいて郷愁を誘う名イントロ、複雑な展開の中に高揚感漂う間奏部、重厚コーラスにハープ、弦などが折り重なり半音転調する、まさに桜満開なエンディングと、服部克久のアレンジが冴え渡っている名作。そしてメロウ・ボサしているB面"April Fool"がこれまた素晴らしい出来。フルートを効果的に用いている点でポイントが高く、これはかの話題作「シラミ騒動」に勝るとも劣らない名作ボサであります。さだまさしのシングルは侮れませんですぜ。