ごくばん Vol.165 Matt The Cat/Matthew Larkin Cassell('78)

junpee2009-02-03

今日は本家サイト"Turn The Music Up!"の開設日。夜飯を食べていて思い出す。しかし現在は廃墟と化しており、このブログがメインになっている状況…たまに自ら見に行ってみようかと思うが、なんとなく当時の文章を読むのが恥ずかしくて実現せず。とはいえ、こちらの文章も相当恥ずかしいものばかりであり、とても肉親には見せられたものではない。キリ番で盛り上がっていたアノ時代が懐かしい。
ごくばん165枚目は、'77年の自主制作版"Pieces"が奇跡のCDリイシューを果たしたMatthew Cassellによる、翌年発表のミニLPを。こちらも同時にCD化を果たしております。前作同様、こちらもヤバイ作品連発で濃密な1枚。夜11時過ぎにクロスオーバーイレブンよろしくかけっ放しにしておきたいアルバムです。中でも、ピアノによる淡々とした16ビートグルーヴに浮遊感溢れるコーラスが被さるM2"Fly Away"、裏打ち連発の必殺メロウ・グルーヴM5"All I'm Missing Is You"の2曲は何度聴いてもその完璧なサウンドに感嘆するのみである。そして'80年に発表されたシングルまで追加収録されており、特に飛翔感溢れる爽快グルーヴM8"When I Go Down"は極上の極み。