こくばん Vol.4 寒い夜明け/郷ひろみ('76)

junpee2009-02-02

家には黒の靴下しかない。白い靴下を履いたのは高校時代まで遡らないと記憶がない。長さはスリークオーターに限る。くるぶしが見えるなど以ての外だ。ストッキングの様に薄手のも恥ずかしくて履いた事がない。そしてなぜかいつも踵に穴が開いてしまうクセ。穴が開いてもしばらく履き続けるのがオレ流。夏は涼しいし。
久しぶりのこくばんは、郷ひろみの76年作を。オリコン最高5位。作詞はあの楳図かずお。ですます調のやさしい歌詞が新鮮な印象。筒美京平によるメロウ・ポップスなサウンドも爽やかで同時期に大ヒットした「木綿のハンカチーフ」に近い雰囲気。イントロと間奏のメロウネスさに70年代好きなオヤジ連中はグッときてしまう。B面「南の果実」は若干甘茶系なアレンジも垣間見えるスローバラード。