ごくばん Vol.159 Love City/Ronn Matlock('79)

junpee2009-01-23

とうとう魚の目を皮膚科で診てもらうことに。見せた途端、「切っちゃいましょう」とニッパーのような工具を取り出し、患部にアルコールを塗り始める。え?これで切っちゃうんですか?と訊ねる間もなく痛くないですから、とえぐり始める先生。確かに痛くはないがビビリな私には何とも苦手な場面である。と思っているうちにほとんど取れたらしい。ほっとしたのも束の間、もうちょっと取りましょう、と芯の近くへメスが向かう…いや〜な予感通り肉に到達…!ouch!と大袈裟に痛がって難を逃れる39歳。冷や汗にまみれる大寒
ごくばん159枚目は、デトロイト出身のソウル系シンガーソングライターRonn Matlock唯一のアルバムを。宇宙感覚溢れるアートなジャケの雰囲気からして素晴らしいですが、そのイメージにピタリとはまるのが本盤中最高傑作のメロウ・ミディアムA3"I Can't Forget About You"。Barry Whiteのフォロワーとしか言うほかない、オーケストラと女性コーラスをふんだんに用いたゴージャスなアレンジが贅沢な逸品。ちなみにプロデュースはMichael Stokes。アーバン系メロウには外せないお方でございます。同系では若干AORよりなB3"You Got The Best Of Me"もムーディーな名曲。唯一ソウル・チャートでTOP 100入りしたディスコ・ダンサーA1"Let Me Dance"のB面に収録されていました。その他フィリー系高揚感を味わえるダンサーB1"Back Street"、極甘バラードB4"Working Man"あたりもまずまず。