ごくばん Vol.151 Home Brew/Arthur Adams('75)

junpee2009-01-04

昨日は正月休み最後の思い出にと、新宿へ。当然向かう先はレコ屋となってしまうのが常だが、早い時間に訪れたおかげで結構なブツを安値で入手してしまう。しかもそこから1割引でさらにグラスのおまけ付きと特典だらけで、正月早々今年の運を使い果たしてしまう。そして急に気が向いて昨年末と同じ恵比寿の某店でお買い物。ここでも1割引の特典付きであった。しかしその後急に喉が渇き、近所のスーパーなら90円のお茶を150円で買ってしまう。これが人生の縮図也。
今日のごくばんは、シカゴのギタリストArthur Adamsの75年作を。タワー・オブ・パワー風なブラスの利いた西海岸系ファンキー・インスト中心の内容ですが、彼ならではの爽やかメロウ作品2曲に注目したいところ。まずは滑らかな16ビートとメジャー7thコードのゆらぎにノックアウトされるA4"We've Got An Understanding"。中でもJoe SampleのエレピとRonnie Lawsのソプラノ・サックスが絡むふわふわとした間奏が最高ですね。そしてメロウ・サイドのもう1曲が甘いメロディを持つソフト・インストB2"First-Class Woman"。フライトをイメージしたかのようなハイテンションかつ微妙なコード進行、そして難しいフレーズを支えるドラム&ベースの健闘ぶりが◎。この2曲で買い。