ごくばん Vol.149 January Thaw/Nazjazz(John Nazarenko) ('81)

junpee2009-01-02

北風の強い三が日中日。暖房故障中の我が家は昨日の"Quiet Storm"が吹き抜けている状態。寒いなァと久々にダッフルコートを出す。近くのサティまでとぼとぼ歩いていると、なんとなく左のポケットに違和感が。なんだろうと確認すると、中から未開封のガム出現!これいつ買ったやつなんだ?と呆れてしまう。右のポッケには何もなかったが…最近ミラクルひかる美空ひばりにハマっていることも付記。そして冷蔵庫内側ポケットにはなぜか大量のチョコが。何のために買ったのかさっぱりわからず。賞味期限が切れてしまうぞ。
ごくばん149枚目は、昨年7月にも掲載したJohn NazarenkoのNazjazz81年作を。80年作に比べると若干内省的な方向に向かっているような音の印象だが、他に例の少ないタイプのフォーキー・グルーヴを堪能できる隠れ名盤。特にJohn Nazarenkoによるアコギがかっこよく響くフォーキー・メロウA1"January Thaw"、B1"Love Below The Table"の2曲が極上の出来栄え。どちらもギター・ベース以外に余計な楽器が入っていないのがより味わいを深めているのではないかと。さらにギター・ベース&ピアノのみの構成で緊張感たっぷりに疾走するA2"Coupling"も最高に素晴らしい逸品。しかもこれらはJohn Nazarenko一人で演奏担当だったりするわけで。楽団ひとり。殿馬一人