ごくばん Vol.108 Fur-Real/Stinger('77)

junpee2008-09-13

昨日は仕事で浅草千束へ。某ビルの屋上にて設計やら仕事の打合せやら。同行のお客さんが花やしきを見て後楽園遊園地と間違えたのが衝撃的であったが、それなりに楽しくひとときを過ごす。昼間に1時間ほど空き時間が生じた為、千束の某喫茶でコーヒーゼリーを食す。同行のお客さんはホットミルクを注文する。なんとなく不思議な空気の中会話が弾む。コーヒーゼリーを注文するのは生涯初めてであったと今日起床時に気付く。40近くの中年でも未体験ゾーンはまだまだ。
ごくばん108枚目は、イリノイ州のマイナー・ロックバンドによる複数ジャンル折衷な隠れ名盤を。77年という時代にしては5年ぐらいサバ読んでいるんじゃない?てな感じのサイケ・ファンク・ジャズ等のサウンドがごった煮感覚で登場する内容の好盤でございます。アルバム中個人的に気に留まったのは、ソフロ系スローからスウィング・ビートへの展開が心地よいA4"Greyville/Silver Street"、倍ノリハチロクビートに気分高揚なA5"What Could We Be"、黒系ファンキーなグルーヴがかっこいいB2"Lady L"、16ビート疾走系なB4"Funky Fool"、そして「エリーゼのために」がワウワウ・カッティングに乗っかった軽快ダンサーA2"Fur Real"と多数存在。使える音がいっぱい。