極私的名盤 Vol.67 Brother Jug!/Gene Ammons('70)

junpee2008-06-14

折角の土曜日というのに、寝坊してしまった…!朝6時台のラジオ日本を2週続けて堪能できず。I Miss Radio Kantoh... そんな気分で357号線を南下していたが、以前より気になっているのは3車線道路の車線変更について。最も左側の車線から一つ右の斜線に移る際、安全を確認してからウインカーを出して、という手順で変更するのだが、この安全確認は最右レーンまで見ていないといけないわけで、意外と難しい技なのであります。先日湾岸習志野料金所を通過し、追い越され車線から真ん中のレーンに車線変更した際、いきなり猛スピードの車が同じレーンに右から進入し、いわゆるヒヤリハットを体験した次第。ハインリッヒの法則によると、一つの事故の背景に29の軽微な事故、そして300のヒヤリハットが潜んでいるそうで。300分の1の悲劇にならず良かったね、僕。
ごくばん66枚目は、ビッグ・ボスな風貌が重厚な存在感を醸し出すサックス・プレイヤーの70年作を。Sonny Phillips、Billy Butler、Bernard Purdieと実に濃いメンツをバックに、70年代初期ならではのポップス〜ソウル寄りなナイス・ジャズを聴かせてくれる1枚。目玉はなんといってもクラブ系ご用達なかっこいいグルーヴが最高なB1"Jungle Strut"。ニューソウル風なイントロから一貫して疾走し続けるリズム隊の織り成すグルーヴ感が、心地よいことこの上ない超名曲です。その他"Son Of Preacher Man"のカヴァーあたりも好いが、個人的にはJim Webbの珠玉の名曲をしっとりブルース風に仕上げたA2"Didn't We"を推したい。若干エモーショナルなGene Ammonsの熱いサックスに先述した「匠」なミュージシャン達のクール味わい深い演奏が絡みつき、これは酒飲みにはたまらん1曲。これでワイン1本は飲めますな。